膝の痛みに対するインソール|町田市 成瀬駅徒歩2分
変形性膝関節症の方に対して、インソールを作成しました。この方は、膝の痛みだけでなく、腰痛や肩凝りの訴えもありました。
歩行を観察したところ、右脚に体重をかけたときに骨盤が右にシフトし、体幹が左に傾き、左肩が下がる傾向が顕著でした。
また、足関節、膝関節、股関節の関節可動範囲や筋力、足のアーチの変化、ダイナミックアライメント(動的アライメント)などを詳しく評価しました。
スタティックアライメント(静的アライメント)の評価では、内側アーチと横アーチの低下が見られ、ダイナミックアライメントではさらにアーチの低下が顕著で、膝が内側に入りやすい状態でした。これらの問題をインソールでコントロールしつつ、膝関節周囲の筋肉と体幹筋のトレーニングも必要と考え、適切な運動方法を指導しました。
インソールを使用することで、歩行時の骨盤の右シフトや体幹の左側屈が改善されました。体軸が真っ直ぐになっている様子は、写真からも確認できます。

足元から体を支えることの重要性が改めてお分かりいただけるかと思います!!