膝の痛みのある方へのインソール|町田市からだ康房(からだこうぼう)
膝痛を改善したいということで当店にご来店頂きました。
歩く姿勢や片脚立ちなどいろいろな動きをみていくと、姿勢に特徴があることがわかりました。
「裸足」で右脚でスクワットをすると、右膝が内側に動き、足先が外を向くニーインの状態になり、それに伴って骨盤が左に回転するのと同時に左の骨盤が少し上がり、右肩が下がってきます。
「靴」を履いて、同じように右足で立って膝を曲げてくるとどうなるかというと、ニーインの動きは小さくなりますが、上半身が右側へ傾いているのが分かります。
「靴+オーダーメイドインソール」を使用して、同じように右側スクワットをしてもらいました。「裸足」「靴」の時の写真と比べると、膝の動きや姿勢が比較的真っ直ぐになっていることが分かります。
実際の歩行の時はどうなっているのかをそれぞれで比較してみました。
歩行中の左脚でまっすぐ立った時の瞬間です。
「裸足」や「靴」だけでは、歩く時に上半身が右側へ傾斜していますが、「オーダーメイドインソール」を使用した場合には、上半身の傾斜が減少し、歩く時の姿勢がキレイになっているのが分かります。
歩いている時の左側で立っている時も右側の時と同じように、「靴+オーダーメイドインソール」の時は上半身の傾斜がコントロールされているのが分かります。
上半身が傾斜する理由には、足の影響もありますが、体幹といわれる部分の筋肉がうまく働いていないことも挙げられます。
実際に、体幹部の機能チェックをすると姿勢を保つ動きがうまくできておらず、このような場合は足元からだけではなく姿勢を整えるコンディショニングをしていくことも必要になります。
私たちは、足だけではなく、柔軟性のチェック、筋力のチェック、動作のチェック、パフォーマンスのチェックなど身体機能全体をみながらオーダーメイドインソールを作成していきます。