坐骨神経の方へインソール|町田市にある理学療法士がいるからだ康房(からだこうぼう)

病院で坐骨神経痛症状と診断され、腰の痛みで困っていた方がインソールを作成して欲しいとご来店されました。

歩き方をチェックしてみると、右足で立つ時(立脚期)には重心が小指の外側にあり、左足で立つ時には左肩が下がり、こちらも鼻から降ろした垂線が母趾球にきていない状態でした。

足元を詳しくみていくと、扁平足があり、体重をかけていくとその扁平足がさらに助長されていく状態で、左側の腰椎が凹になっているのが分かりました。このことはGrayとBizziniらが報告したメディアルコラプス(medial collaps)と呼ばれ、足元から体幹まで含めた身体がうまく使えていないときにみられます。

そこで、インソールを作成するのと同時に、体幹の使い方や足元の筋力トレーニングを行って頂くことにしました。

インソールを入れることによって、右足・左足で立った時の重心ラインがそれぞれの母趾球を通るようになり、肩のラインも平行になりました。

1ヵ月ほどしてからお客様から「腰の痛みが軽減しました!」という嬉しいお声を頂きました。